ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと耳馴染みのない語句を耳にしました。
「京都のラデン職人さん…」
らでん。。。???
この、ラデン、とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「らでん」とは漢字で「螺鈿」と記述して、貝殻の真珠色に輝く部分を漆器などにはめ込んで装飾する工芸品になるのだそうです。「螺鈿(らでん)」の前半、「虫(むしへん)」に「累」と記述する「螺(ラ)」の文字は、訓読みでは、つぶ、にし、ほらがい、などと読んで、らせん状の巻貝、ほら貝、らせん状のもの、などとの意味になるとの事。「金」に「田」と記述する「鈿(デン)」の文字は、かんざし、と読んで、女性が髪に付けるかんざし、または、青貝を使った装飾、との意味になるのだそうです。
なるほど。高級な漆器などで見られるアワビの裏のキラキラしたような装飾の事だったのですね。
またひとつ勉強になりました。