ラジオを聞いていると、ちょっと気になる慣用句?が耳に残りました。
「最近すっかりヤキがまわったようで…」
「ヤキがマワる」。。
なんとなく、腕が鈍る、技術が低下する、といった意味なのかとは理解しておりますが、この「やきがまわる」とはいったいどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「やきがまわる」とは漢字で「焼きが回る」と記述して、年を取るなどして腕が落ちる、能力が低下する、との意味になるとの事。この、焼きが回る(やきがまわる)とは、刃物を鍛造する際に過熱して叩き伸ばす作業を行いますが、この際、火を入れすぎると切れ味が悪くなのだそうです。そこに準えて、切れ味が落ちる、機能が低下する、という事で言われている慣用句らしいです。
なるほど、刃物を作る鍛冶屋さんの専門用語に由来していたのですね。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。