ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「職業にキセンはなくて…」
きせん。。。???
今回の場合のこの「きせん」とはどういう意味になるのでしょうか?
まったく意味が分からなかったので、早速調べてみました。
諸々調べてみたところ、今回の「きせん」とは、漢字で「貴賤」と記述して、貴い(とうとい)事と卑しい(いやしい)事。または、身分の高さ低さ、といった意味になるのだそうです。
貴族(きぞく)、貴方(あなた)、などと使われる「貴(キ)」の文字は、訓読みでは、たっとい、とうとい、たかい、などと読んで、身分や価値が高い、尊敬する、などとの意味になるとの事。続く「貝(かいへん)」に「戈」をふたつ記述する「賤(せん)」の文字は、訓読みでは、あやしい、いやしい、やすい、などと読んで、身分や価値が低い、いやしい、見捨てる、などといった意味になるとの事。
なるほど。身分の高い人と低い人、いやしい人ととうとい人、といった意味になるのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生毎日が勉強ですね。