ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「放置してもカンヨウされるものではなく…」
かんよう。。。?
寛容。??
官用。。???
ちょっとハッキリしなかったので早速調べてみました。
どうやら今回の「かんよう」とは、漢字で「涵養」と記述して、無理をしないでゆっくり養い育てる、といった意味になるのだそうです。「涵養(かんよう)」の前半、「氵(さんずい)」に、函館(はこだて)の「函」と記述する「涵(かん)」の文字は、訓読みでは、うるおす、ひたす、などと読んで、水に浸す、用いる、などとの意味になるとの事で、ゆっくりと水が沁み込むように、無理せず時間をかけて育てる、といった意味になる模様でした。
なるほど。今回の場合は、涵養されない、といっていたので、放っておいても自然に育たない、といった意味で使われていたのかと納得しました。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。