「かしたんぽ責任」の「かし」とはどういう意味?漢字で「瑕疵」と記述するとの事。

ラジオを聞いてると、保険の話題の中で、ちょっと気になる語句が耳に残りました。

「今回のケースではカシタンポ責任が…」

かしたんぽせきにん。。。

せきにん、は「責任」。タンポ、は「担保」でしょうか。最後の「カシ」とはどういう意味になるのでしょうか?貸し?歌詞?菓子??

ちょっと気になったので早速調べてみました。

「かしたんぽ責任」とは漢字で「瑕疵担保責任」と記述して、先頭の「瑕疵(かし)」とは、欠点、過失、傷、といった意味で、何らかの欠陥がある事、といった意味になるとの事。「瑕疵(かし)」の前半「瑕(か)」とは、訓読みで、あやまち、きず、と読んで、欠点、過失、あやまち、などといった意味になるとの事。後半の「疵(し)」とは、訓読みで、そしる、キズ、と読んで、傷痕、罪、過失、悪口を言う事、病気、などといった意味になるとの事。
保障、や、抵当、との意味の「担保(たんぽ)」と合わせて「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」として、売買の契約などで使われる語句で、販売したものに欠陥があれば補って保証する責任、といった意味になるとの事。中古車を販売後、使えるとしていたエアコンが壊れていた、といった事や、住宅を購入したら、初めから水漏れを起こしていた、といった事例を販売した側が責任をもって保証する、といった事になる模様でした。

なるほど。なんとなく耳にしたことのある語句で、歌詞、や、菓子、でないことはなんとなく理解しておりましたが、てっきり「貸し」かと思い込んでいて、賃貸物件で大家さんが負担するエアコンや水回りなどの設備費用、といったイメージでおりましたが、「瑕疵(かし)」との語句で、欠点、欠陥、キズ、との意味だったのですね。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。