温度(外気温)が60度~80度ってどんな灼熱だよ!アメリカなどで一般的な華氏( °F)

先日友人のアメ車に乗っけてもらった際にちょっと気になっていた事を思い出しました。

外気温の表示が、65度って。。

でもよく見ると「°C」ではなく「°F」との表示。海外旅行など行く際に飛行機のモニターに表示される温度もこの「°F」での表示が多いですよね。我々日本人からすると馴染みがないので訳分かりませんが、アメリカを含め、この「華氏」を使っている国も多いのだとか。

前からちょっと気になっていたので、諸々知らべてみました。

まずは我々日本人になじみ深い摂氏の「°C」との比較リストを。
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摂氏 – 華氏
-17.8°C = 0°F
-10°C = 14°F
0°C = 32°F
10°C = 50°F
20°C = 68°F
30°C = 86°F
37.8°C = 100°F
40°C = 104°F
50°C = 122°F
100°C = 212°F
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となるのだそうです。
単純計算で 1°C = 1.8°F となるみたいですね。なので外気温70°Fとなっていると、23-24°C 程になるという事ですね。

そもそも基準にしているものが違うようで、我々が日々使っている摂氏は「セルシウス度」と呼ばれ、水の融点、沸点、つまり水の氷る温度と蒸発する温度を基準としているのは言わずもがな。世界基準ではこちらの摂氏を使う様になっているのだそうです。

対して「°F」の華氏は、「ファーレンハイト度」と言って、ドイツ人物理学者のガブリエル・ファーレン氏が提唱したのだそうです。基準になっているのは人間の体温で、正常時のファーレン先生の体温を100度としたのだそうです。対して観測可能な最低気温の外気温を0度としたのだそうです。

なので古くから華氏を使われている地域では、我々人間や動物が暮していく基準としてイメージしやすく、考え方によっては便利数値なのだそうです。30度台では凄く寒い真冬のイメージで、50-60度台で丁度過ごしやすい気温、80度以上では夏のイメージになるでしょうか。

なんと、計測した自分の体温を基準で考えていたとは想像できませんでした。また水の氷る氷点が「32°F」、沸点が「212°F」というのも、摂氏になれているとちょっとイメージしにくいですね。

世界的には摂氏への移行が進んでいるようなので、なんとなく頭の片隅に入れておこうと思います。