黒ビールで有名な、アイルランドのビールメーカー「ギネス(GUINNESS)」と、世界一の記録をする、ギネスブックは、もともとは同じ会社です。
1951年、代表取締役だったサー・ヒュー・ビーバーが、「ヨーロッパでもっともはやく飛ぶ猟鳥は、ヨーロッパムナグロとライチョウのどちらだろうか?」という疑問をきっかけに、このような疑問に答える本を出せば売れるのでは、とのコンセプトで出版されたのが、「ギネス・ワールド・レコーズ/ギネス世界記録本」になります。
現在ではギネス・ワールド・レコード社が発行しており、37の言語に翻訳され、100か国で通算1億冊以上売れている『ギネス世界記録』は、この本自体がギネス世界記録として認定されています。
タイヤメーカーのミシュランが、レストランの格付け本を出版しているのと似ていますね。
[ LINK ] : ギネス世界記録〈2009〉JAPAN