そもそも「土用の丑の日(どようのうしのひ)」の「土用(どよう)」とはどういう意味?

ネットニュースをチェックしていると、またひとつちょっと気になる語句を目にしました。

「土用の丑の日」

「ドヨウのウシのヒ」のこの「土用(どよう)」ですが「土曜日の土(ど)」の意味とは違うかと思いますが、そもそもどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。

そもそも「土用の丑の日(どようのうしのひ)」の「土用(どよう)」とは

そもそも「土用の丑の日(どようのうしのひ)」の「土用(どよう)」とは、簡単に言うと、季節の変わり目を意味する二十四節気の、立春(りっしゅん 2/3~4頃)、立夏(りっか 5/5~6頃)、立秋(りっしゅう 8/7~8頃)、立冬(りっとう 11/7~8頃)の前18~19日間の事になるのだそうです。また「土用(どよう)」の期間に入る事を「土用の入り」というのだそうです。

自然哲学の思想、五行説(五行思想)に由来しているとの事。

火・水・木・金・土、の五つの要素が万物の元となっている、といった考え方で、春の象徴の「木(もく)」、夏の象徴の「火(か)」、秋の象徴の「金(ごん・こん)」、冬の象徴の「水(すい)」、そして季節の変わり目の期間を「土(ど)」とする考え方になるのだそうです。

「節分(せつぶん)」って2月の豆まきだけじゃない!?

さらに関連して調べてみると、鬼は外・福は内~の豆まきで有名ないわゆる「節分(せつぶん)」ですが、この「節分(せつぶん)」は本来、季節を分ける日、という意味で、二十四節気の、立春、立夏、立秋、立冬の前日の名称になるのだそうです。へぇー!知らなかった!

その時期の旬の食べ物をいただいて、季節の変わり目を元気に乗りきる!

なるほど!ウナギで有名な「土用の丑の日(どようのうしのひ)」ですが、その季節の旬の食材を食べて、体調を崩しがちな季節の変わり目を乗り切る、といったイメージになるのかとひとり納得しました!