ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。
「これついてはカイモク見当がつかない…」
「かいもく」。。。
どこかで見聞きした事のある語句ですが、コレってどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「かいもく」とは漢字で「皆目」と記述して、全然、まったく、といった意味になるのだそうです。古くから使われている語句で、かいもく、また、かいむく、とも使われていたとの話も目にしました。近年になって「皆目」と漢字があてられ使われている語句になるのだそうです。前半の「皆(かい)」とは、みんな、一緒に、同じく、との意味。「目(もく)」とは、目(め)の意味のほか、単位、順番、要点などで使われるとの事。ストレートに読むと、みんなの目、との意味になりますが、こちらは当て字で付けられたのかと想像しました。
なるほど、古くから「まったく」との意味で使われていた語句だったのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。