ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。
「気持ちがいつもウワのソラで…」
「うわのそら」。。
心ここにあらず、ボーっとしている、といったニュアンスかと思いますが、そもそもこの「うわのそら」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「うわのそら」とは漢字で「上の空」と記述して、文字そのままの、空の上、天空、との意味と、他の事に気持ちが向いてしまい現状を見ていない、心が落ち着かない、といった意味で使われるとの事。なんでも平安時代の頃から使われている語句で、初めは、心空なり、空なる心、と、心がからっぽ、とのニュアンスで使われていた語句を、更に強調して「上」を付けて、上(うわ)の空なる心、として使っていたものが省略され、上の空(うわのそら)と言われるようになったのだとか。
なるほど。心が空の上に行ってしまってからっぽだ、といった意味だったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強です。