ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。
「どこのウマのホネだかしれないヤツに…」
ウマのホネ。。。
馬の骨、ですよね?
結婚の了解を取るために彼が彼女のお父さんにお願いする際に、娘さんのお父さんが言うセリフで覚えております。「君にお父さんと言われる筋合いはない!」でワンセットになるでしょうか。
素性の分からない人、得体の知れない者、といった意味になるのかとは思いますが、そもそもこの「うまのほね」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「うまのほね」とは漢字で「馬の骨」と記述して、身元が定かでない人をののしる語句になるとの事。その語源、由来を調べてみると、その昔中国で役に立たないものの代表として「一に鶏肋(けいろく)、二に馬骨(ばこつ)」と言われており、鳥の肋骨は何も利用できない。さらに役に立たない上に、大きくて邪魔なもの、との意味で、馬の骨、と言われていたのだとか。それらに由来して、日本でも役に立たないもの、得体の知れないもの、との意味で、牛の骨、馬の骨、などと言われるようになったのだとか。
なるほど。そもそも役に立たないとの意味で「木偶の棒(でくのぼう)」に近い表現だったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強ですね。