ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句がありました。
「イタについた所作で…」
この「イタにつく」との慣用句はどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
そもそも「いたにつく」とは漢字で「板に付く」と記述して、経験を積んで動作や態度が職業などに合ってくる、立場にふさわしい技術が身に付く、などとの意味になるのだそうです。
さらに調べてみると、歌舞伎などの舞台に由来する語句で、上達した演者が舞台に立つと、舞台のステージを意味する「床板(ゆかいた)」に付いているように見える事から、板に付く、と言われるようになったのだそうです。
なるほど。舞台の演者の評価に由来した語句になるのですね。
またひとつ勉強になりました。