ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。
「先日からイソウロウが転がり込んで…」
いそうろう。。。
他人の家に無償で寝泊まりする者、人の善意に甘えて生活する同居人、といった意味になるのかと、なんとなく理解しておりますが、そもそもこの「いそうろう」とはどういった意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「いそうろう」とは漢字で「居候」と記述して、意味としてはイメージしていたとおり、他人の家に世話になる、厄介になる者、といった意味になるとの事。江戸時代の頃に、「○○宅に居候(い・そうろう)」と、公文書等の住所の届などで記述されていた事を語源としているのだそうです。「居候(いそうろう)」の「居(い)」とは、いる、との意味。後半の「候(そうろう)」とは、です、○○で御座います、といった意味になり、○○様の家に厄介になっております。といった意味になる模様でした。
「居候(いそうろう)」=「食客(しょっきゃく/しょっかく)」とも言われ、近年では、迷惑な人、厄介な者、との意味を含んで使われるようになったのだそうです。
なるほど。時代劇などで耳にする昔の言葉「○○で候(そうろう)」を含んだ語句だったのですね。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強で御座います。