読書をしているとまたひとつ、読みのハッキリしない語句に目が止まりました。
「その多くは陋劣な環境で…」
陋劣。。。
この「陋劣」とは何と読むのでしょうか?
まったく分からなかったので、早速調べてみました。
「陋劣」とは「ろうれつ」と読んで、精神が卑しく劣っている、卑劣(ひれつ)、下劣(げれつ)、などとの意味になるとの事。「陋劣(ろうれつ)」の前半「陋(ろう)」の文字は、訓読みでは、いやしい、せまい、などと読んで、小さい、心が狭い、卑しい、下品、などとの意味になるとの事。「少」に「力」として「劣」と記述する「劣(レツ)」の文字は、訓読みでは、おとる、いやしい、と読んで、質が低い、卑しい、おとる、力が弱い、などとの意味になるとの事。合わせて、心が狭く卑しい、劣る、との意味になる模様。
なるほど。悪い環境、劣悪な環境で過ごしている、との意味だったのかと理解しました。
またひとつ勉強になりました。