雑誌を読んでいるとちょっと難しい文言を目にしました。
「門松は冥土の旅の一里塚」
「かどまつはめいどのたびのいちりづか」?
なんとなく旅の始まり、といったニュアンスの文言なのかとは思いますが、ちょっと気になったので調べてみました。[myadgg]
なんと一休さんの愛称で親しまれている「一休宗純(いっきゅうそうじゅん)」が読んだ歌だそうで、本当はその後に「めでたくもあり めでたくもなし」と続いて、その昔、お正月になるとひとつ年を重ねていくという考えがあったそうで、門松=お正月、冥土の旅とはすなわち人生のこと、一里塚(いちりづか)とはその昔、一里(約4km)ごとに置かれていた目印の塚のこと。
つまり人生を重ねる嬉しさもあるけれど、死に近づいているという事でもあるから、嬉しさも寂しさもある、といった事のようです。
もうそろそろ今年も終わり。
またひとつ年を重ねる事は、嬉しくもあり寂しさもあり。。
深い言葉ですね。