読書をしていいると、またひとつちょっと読みのハッキリしない語句に目が止まりました。
「それでも赦すことが…」
赦す。。。
せかす? そくす??
この「赤(あか)」に「文」のような「攵」と書いて「赦す」とはなんと読むのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「赦す」とは「ゆるす」と読んで、罪をゆるす、免除する、といった意味で使われるとの事。「赦」の文字は、訓読みでは、ゆるす。音読みでは「シャ」と読んで、容赦(ようしゃ)や、恩赦(おんしゃ)などと使われる漢字で、いずれも、何かをゆるす、罪をとがめない、といった意味になるとの事でした。
ちなみに「ゆるす」と言えば「許す」になるかと思いますが、こちらの「許す」は、許可(きょか)、との意味が強い模様で、申し出を許す、建物への出入りを許す、といった意味合いで使われるのだそうです。
また「攵」の文字は、のぶん、しぶん、とまた、ぼくにょう、ぼくづくり、などといわれる部首になるのだとか。
なるほど。同じ音の「許す」「赦す」でも、微妙に意味が違ってくるのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強ですね。