読書をしていると、またひとつちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「諧謔を弄した…」
諧謔。。。
みな、、ぎゃく。。
「言」の、ごんべんに「皆」。また、ごんべんに、虐待(ぎゃくたい)などの「虐」と書いて、この語句は何と読むのでしょうか?
早速調べてみました。
「諧謔」とは「かいぎゃく」と読んで、シャレや冗談、ユーモアのある言葉、といった意味になるとの事。「諧謔(かいぎゃく)」の前半「諧(カイ)」とは、訓読みで、かなう、たわむれ、ととのう、やわらぐ、と読んで、打ち解ける、調和する、安定させる、といった意味のほか、冗談、ユーモア、との意味でもあるとの事。後半の「謔(ギャク)」とは、訓読みでは、たわむれる、と読んで、おどける、冗談を言う、との意味になるとの事。いずれも、冗談、ユーモア、との意味を含んだ文字になる模様でした。
なるほど。「謔(ギャク)」の文字の右側「虐(ぎゃく)」が、虐待(ぎゃくたい)や、虐め(いじめ)との意味で、ネガティブな意味なのかと思ってましたが、調べてみると正反対のイメージで、まさか、冗談やジョーク、といった意味になるのかとは想像できませんでした。ちなみに「弄する(ろうする)」とは、もてあそぶ、からかう、といった意味になるとの事。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。