読書をしていると、ちょっと読みの分からない文言に目が止まりました。
「覚束ない所作で…」
「覚束ない」。。
おぼたばない、ではないですよね。。ちょっと読みが分からなかったので早速調べてみました。
「覚束ない」とは「おぼつかない」と読むのだそうです。おぼつかない、とは、疑わしい、あやふや、もどかしい、不安、ぼんやりしている、といった意味になるとの事。
始めの「おぼ」は、朧気(おぼろげ)と、同じ意味で、後半の束は、不束(ふつつか)の束と同様の意味になるとの事。基本的には当て字になるのだそうです。おぼつかない、に対して、おぼつく、という語句があるのかと思いきや、おぼつく、との語句とはないのだそうです。この場合の最後の、ない、は否定を意味する、無い、ではないのだそうです。
なるほど、ちょっと複雑な意味合いで意味がハッキリとおぼつきませんが、なんとなく理解しておこうかと思います。
人生毎日が勉強ですね。