「花燭の典」とは何と読む?またどういう意味?「かしょくのてん」と読むとの事。

新聞を読んでいると、見慣れない文言が目に止まりました。

「ついに花燭の典と…」
「花燭の典」??

話の流れから、何か祝いの席があったといったような意味なのは理解できたのですが、これっていったいどういう意味なのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。[myadgg]

「花燭の典」とは「かしょくのてん」と読み、意味としては、結婚式を祝う、といった意味で使うのだそうです。また「華燭」とも記述するとの事。語源としては古い中国で、華やかな宴の事を「華燭」と言ったのだそうです。そこからお祝いの事を指すようになり「華燭典」と使うようになったのだとか。また「華燭」は宴の席上の灯火を意味して縁起の良いものとしているのだそうです。
日本では一本一本蝋燭に絵が描かれる、会津の絵ろうそくが「華燭」と呼ばれ、高級品の蝋燭として特別な祝いの席で使われていたのだそうです。そして由来の意味と同様に、お祝いの席上に灯されるその様子から「華燭の典」と言われるのだそうです。

ちなみに「華燭の典」は、華やかで素晴らしい宴との意味で人から贈られる言葉で、自らの事を指す文言では無いとの事。「結婚式」=「華燭の典」と誤用される事が多いようです。

なるほど、そういった意味だったのですね。
またひとつ勉強になりました。