「自然(しぜん)」の「然」と書いて「然るに」とは何と読む?正解は「しかるに」と読むとの事。

読書をしていると、またひとつ、ちょっと読みのハッキリしない漢字に目が止まりました。

「然るに、その先も…」

然るに。。。

ゼンるに??

自然(しぜん)の「然(ぜん)」になるかと思いますが、この「然るに」とはなんと読むのでしょうか?またどういう意味?

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「然るに」とは「しかるに」と読んで、ところが、それなのに、と、それまでの内容を批判する意味で使うケース。すると、そうこうしていると、さて、ところで、と、話の頭に付けて使うケースがあるとの事。自然(しぜん)、天然(てんねん)などと使われる「然(ゼン/ネン)」の文字は、訓読みでは、しかし、しからば、しかも、もえる、などと読んで、しかし、そのとおり、その上、または、燃える、燃やす、との意味でもあるとの事。そのほか、然る可き(しかるべき)などでも聞き馴染みのある語句だった模様でした。

なるほど。自然(しぜん)の「然(ぜん)」、天然(てんねん)の「然(ねん)」で、しかる、と読むのですね。
またひとつ勉強になりました。本当に人生毎日勉強の日々であります。