読書をしていると、ちょっと読みの分からない漢字が目に止まりました。
「歴史を繙く…」
「繙く」。。
ばんく?じゃないですよね。
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「繙く」とは「ひもとく」と読んで、書物を開く、その英知に触れる、といった意味になるとの事。紐解く(しもとく)と一般的には使われる言い回しで、そのまま昔の書物、巻物の紐を解いて読む、といったところから使われている語句になるとの事。「繙」の文字は「ハン」とも読まれ、「繙読(はんどく)」として、書物を読む、との意味でも使われているのだそうです。
なるほど、一般的にはさほど使われない漢字になる模様ですが、糸偏に番で、ひもとく、と読むのですね。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。