読書をしていると、またひとつ読みの分からない漢字を目にしました。
「仲間の目明しで…」
この「目明し」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「目明し」とは「めあかし」と読んで、江戸時代の頃、公式の役人の手先になり犯罪者を捕まえる為の補助をした者になるとの事で、岡引(おかっぴき)や、御用聞き、などとも呼ばれていたのだとか。
その昔、罪人に共犯者を密告させた事を「目証(めあかし)」といった事に由来しているとの事で、一般社会や地下組織に属しつつ役人の補助をする、スパイ的な役目をしている人の事だった模様でした。
なるほど。役人ではない民間の私的警察、といった立場だったのかと理解しました。
またひとつ勉強になりました。