読書をしているとまたひとつ、ちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「洛中で代々つづく老舗…」
洛中。。。
かくちゅう?カクナカ??
まったく意味が分かりません。早速調べてみました。
「洛中」とは「らくちゅう」と読んで、京都の街中を指す語句になるのだそうです。さんずい「氵」に「各」と書く「洛(ラク)」の文字は、訓読みでは、つらなる、みやこ、と読んで、つながる、続く、との意味と、都(みやこ)との意味になるとの事。中国の古都、洛陽(らくよう)に由来する語句で、いわゆる京の都の事を意味しているとの事。関連して、「洛外(らくがい)」との語句もあり、こちらは都の外との意味で、洛中洛外(らくちゅうらくがい)などと区別して使われるのだとか。
なるほど。京都の街中、との意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。