読書をしていると、ちょっと読みのハッキリしない語句に目が止まりました。
「法匪となった…」
法匪。。
ホウヒ、でしょうか?
またこれってどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「法匪」とは「ほうひ」と読んで、法律を自分の都合の良いように解釈して、一般の民衆の事など考えない者に対して言う蔑称になるのだそうです。
「法匪(ほうひ)」の前半「法(ほう)」とは、法律(ほうりつ)、憲法(けんぽう)などで馴染みのある語句ですが、訓読みでは、のっとる、のり、と読まれ、習う、従う、決まり、規則、お手本、てだて、などといった意味になるとの事。後半の「匪(ひ)」は、訓読みでは、あらず、わるもの、と読まれ、否定する意味の、あらず(非ず)、悪者、などといった意味になるとの事。
合わせると、決め事を悪用する悪いヤツ、といったニュアンスになる模様でした。
なるほど。ホウヒ、と耳にすると、オナラの事かと思ってしまいますが、悪どいヤツ、ずるい悪者、といったイメージになるのかと理解しました。
またひとつ勉強になりました。人生日々勉強ですね。