ネットをうろうろしていると、ちょっと気になる文言が目に止まりました。
「紛れ込んでいる河原者が…」
「河原者」??
前後の文脈から、外部の人間、スパイ、といった意味に近いのかとは思うのですが。
気になったので早速知らべてみました。
「河原者」とは「かわらもの」と読み、身分の低い者いわゆる「賎民(せんみん)」を指していう言葉なのだそうです。身分制度のあった中世に使われていた言葉で、河原などの非課税の土地に住み、畜産や職人、芸人等の仕事をしていた人の事を言うのだそうです。歌舞伎役者を指して「河原乞食(かわらこじき)」と言ったりもするとの事。
なるほど、悪い意味の差別用語的な文言だったのですね。
暗黒面に引っ張られますので、なるべく悪い言葉の部類には遭遇しないようにしたいものです。
またひとつ勉強になりました。