雑誌を読んでいると、またひとつ読みのハッキリしない漢字に目が止まりました。
「氾濫する危険性を…」
氾濫。。。???
この「氾濫」とは何と読むのでしょうか?
ちょっとハッキリしなかったので、早速調べてみました。
「氾濫」とは「はんらん」と読んで、河川の水が溢れる、洪水になる、との意味のほか、あまり好ましくないモノが市中に出回る、といった意味になるのだそうです。「氾濫(はんらん)」の前半「氵(さんずい)」に「㔾」と記述する「氾(ハン)」の文字は、訓読みでは、あふれる、ひろがる、と読んで、水が広がる、広く行き渡る、などとの意味になるとの事。続く「氵(さんずい)」に監督(かんとく)などの「監」と記述する「濫(ラン)」の文字は、訓読みでは、うかべる、みだれる、などと読んで、広がる、溢れ出る、浮かべる、度が過ぎる、水に浸す、などといった意味になるのだそうで、いずれも、水が広がる、といった意味を含んだ漢字になるのかと納得しました。
なるほど。はんらん、と読めれば意味は分かりましたが、漢字で「氾濫」と記述するのですね。
またひとつ勉強になりました。