小説を読んでいると見慣れない語句に目が止まりました。
「梃子摺る茂を後に・・・」
「梃子摺る」???
全く読めませんでしたので、早速調べてみました。[myadgg]
「梃子摺る」とは、うまくいかない、困るといった意味の「てこずる」でした。同時に語源が気になったので調べてみると、「梃子(てこ)」の原理のテコがうまくいかず、ずれてしまう様子から「梃子摺る」となった説。助手の事を「手子(てこ)」と言うので、そこからうまくいかない様を準えたとの説など。「梃子摺る」の他に、「手子摺る」「手古摺る」「梃摺る」とも記載される場合もあるようです。
今度「てこずる」を読む時は、テコズらないように覚えておきたいと思います。
#yaoyolog