「惚れる(ほれる)」じゃなくて「惚ける」とは何と読む?

小説を読んでいるとちょっと読みの分からない語句が目に止まりました。

「混沌とした生活に惚ける○○は…」
「惚ける」。。

人の事を好きになる「惚れる(ほれる)」ではなく「惚ける」?「ほける」??
ちょっと気になったので早速知らべてみました。

「惚ける」とは「ほうける」と読み、ぼんやりする、夢中になる、乱れる、ボケる、といった意味の「ほうける」なのだそうです。
仕事もせずに遊んでいる様を「遊び呆ける(あそびほうける)」といったりするあの「ほうける」だったようです。漢字で「惚ける / 耄ける / 呆ける」とも記述するとの事。また「惚ける」と記述して、ぼける、ほける、とぼける、と読ませるケースもあるのだそうです。

なるほど、いろいろな読み方があるのですね。読んでいた書籍の内容から、ボケる、生活が乱れている、といった意味になるのかと納得しました。

ひとつの読み、ひとつの文言で、いろいろな読み方、意味、解釈のある日本語って本当に奥深いですね。
またひとつ勉強になりました。