読書をしていると、またまた読みの分からない語句に目がとまりました。
「世間を徒に…」
「徒に」。。
とに??
生徒(せいと)の徒(と)かと思うのですが、これって何と読むのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「徒に」とは「いたずらに」と読んで、無駄に、意味なく、無益、といった意味で、「徒らに」と記述する事もあるとの事。
「徒」の文字は、生徒(せいと)の徒(と)でもあり、仲間、弟子(でし)との意味でもあるとの事。今回の「徒(いたずら)」との意味でもあり、無駄(むだ)、無益(むえき)、なにもない、などなどといった意味も含んでいるのだそうです。
いたずら、と聞くと、悪ふざけを意味する、悪戯(いたずら)を思い出しますが、この「悪戯(いたずら)」は当て字で、無駄な事、くだらない事、との意味で、今回の「徒(いたずら)」に由来しているのだそうです。
なるほど。生徒(せいと)の徒(と)、で、いたずら、との意味でもあるのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。