読書をしているとまたひとつ、ちょっと気になる語句がありました。
「まさに小股の切れ上がったいい女で…」
小股の切れ上がったいい女。。。
なんとなく馴染みのあるこの「小股の切れ上がったいい女」との言い回しですが、そもそもこの「小股の切れ上がる」とはどういう意味になるのでしょうか?
小股、、こまた、ってどこ?? が、切れ上がる???
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
まず「小股の切れ上がったいい女」の「小股(こまた)」とは、足のスネからヒザあたりの事を言うのだそうです。切れ上がる、とは、着物の合わせ目の隙間、との意味になって、着物の合わせ目からチラリと覗くスラリとした女性のひざ元、とのイメージになるのだそうで、粋な女性、キリッとして容姿端麗な女性、との意味になるのだとか。
なるほど!こまたが切れ上がる、と聞くと、大胆なハイレグを来たレースクィーンのお姉さま、といったイメージでしたが、スタイリッシュで小粋な女性、との意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。