「夷狄」とは何と読む?またどういう意味?正解は「いてき」と読むとの事。

ニュースをチェックしていると、またひとつちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。

「島国の夷狄ら…」

夷狄。。。

普段使いすることのない馴染みのない漢字ですが、この「夷狄」とは何と読むのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「夷狄」とは「いてき」と読んで、古代中国人が周囲の民族に対して使った蔑称になるのだそうです。未開の地の民、野蛮な民族、などとの意味になるのだそうです。「夷狄(いてき)」の前半「夷(い)」の文字は、訓読みでは、えびす、えみし、ころす、たいらか、などと読んで、東方の異民族、と外国に対する蔑称の意味のほか、へいたん、穏やか、または、キズを付ける、などとの意味でもあるとの事。後半の「犭(けものへん)」に「火」と書く「狄(てき)」とは、訓読みでは、えびす、と読んで、鳥のキジ(雉)、遠い、削る、整理する、などとの意味のほか、外国人、との意味にもなるとの事。いずれも外国人、異民族、との意味になる模様でした。

なるほど。日本ではあまり馴染みのない、あまりよろしくない意味の語句になるのですね。
またひとつ勉強になりました。