読書をしていると、ちょっと気になる語句が目に止まりました。
「国内の喫緊の課題として…」
「喫緊」。。
確か「きっきん」だったかと思いますが、そもそもこの「喫緊」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「喫緊」とは「きっきん」と読んで、目前に迫った重要な事、といった意味になるとの事。別の漢字で「吃緊」と記述する事もあるのだそうです。前半の「喫(きつ)」とは、喫茶店の喫茶(きっさ)、喫煙(きつえん)などと使われるように、飲食、口にする、との意味と、こうむる、身に受ける、との意味でもあるとの事。後半の「緊(きん)」とは、緊張(きんちょう)、緊縮(きんしゅく)、緊迫(きんぱく)、緊急(きんきゅう)と、固く引き締まる、といった意味と、差し迫った状況、との意味を持つのだそうです。合わせて、差し迫った状態になる、といった意味になるのかと理解しました。
なるほど、読みは間違っていなかったようですが、本来そのような意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。