久しぶりに新聞を読んでいると、ちょっと気になる語句が目に入りました。
「無駄な唐変木といった…」
唐変木。。とうへんぼく、ですよね。
気の利かない人や、頑固で理屈っぽい人などを指す語句になるのかとは思いますが、よくよくその漢字を見てみると、「唐(とう)の変(へん)な木」。。。
本来はどういった意味なのか。またそういった語源なのか。
ちょっと気になったので早速調べてみました。
イメージしていたとおり、物が分からない人、気の利かない人を揶揄った語句で、その語源については諸説ある模様ですが、「遣唐使(けんとうし)が持ち帰った一風変わった木」、「唐の国のおかしな木偶(でく)人形」などとの謂れが由来になるとの事でした。
「あいつは唐の変な木、木偶人形のように、変わった奴、使えないやつだ。」といったイメージになるでしょうか。
なるほど。役に立たない、との意味で、「木偶の坊(でくのぼう)」などとも言われますが、これらにちょっと関連した語句になるのかと、ひとり勝手にイメージしました。
またひとつ勉強になりました。