小説を読んでいると、ちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。
「かねてから刎頚の友と…」
「刎頚の友」。。
全く分かりません。。前後の内容から「親友」といった意味で使っているのは理解できるのですが。
ちょっと気になったので早速調べてみました。[myadgg]
「刎頚の友」とは「ふんけいのとも」と読み、前半の「刎(ふん)」とは「刎ねる(はねる)」、「頚(けい)」とは「首(くび)」との意味で、彼の為なら首を刎ねられてもいい、死んでもいい、といった程大切な友達、といった意味になるのだそうです。中国の故事から由来しているとの事で、他にも「刎頚の交わり(ふんけいのまじわり)」という言い方もするのだそうです。
なるほど、これは初めて聞きました。
なかなかこいつの為なら死んでも良い、というような友達ってのは難しいですが、それほど強い絆で結ばれている、と言う事は素晴らしいですね。
またひとつ勉強になりました。