読書をしているとまたひとつ読みの不明な語句に目が止まりました。
「似而非物をつかんでしまった…」
「似而非」。。
どこかで見た事があるような無いような。。
ちょっとハッキリしなかったので早速調べてみました。[myadgg]
「似而非」とは「えせ」と読んで、本物ではなく似ているだけのもの、見せ掛けだけのもの、偽物、との意味になるとの事。似て非なるもの、との語句から付けられた当て字で、「似非」「似而非」と記述されるのだそうです。語源として、偽(にせ)が「エセ」と変化したとの説。正しい物にはならない、との意味の「えせぬ」に由来したとの説。「癖(くせ)」から「エセ」に変化したとの説等々、いろいろな謂れがあるのだそうです。
まさか漢字三文字で「えせ」と、二文字の平仮名だったとは想像できませんでした。似て非なるもの、に由来した語句との事で納得しました。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強です。