読書をしていると、またひとつちょっと読みのはっきりしない語句に目が止まりました。
「密書を丙丁に付すと…」
丙丁。。。
この「丙丁」とはなんと読むのでしょうか?
はっきりしなかったので、早速調べてみました。
「丙丁」とは「へいてい」と読んで、十干(じっかん)と言われる昔のこよみや時間などを意味する語句で、甲乙丙丁…(こうおつへいてい…)などと使われる語句の一部になるとのこと。そしてこの「丙丁(へいてい)」は、いづれも火を意味する語句になるのだそうで、「丙丁に付す(へいていにふす)」として、密書などを火に投げ入れ燃やす、といった意味になるのだとか。
なるほど。秘密のお手紙を燃やす、との意味になるのですね。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。