ラジオを聞いていると、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「物事をフカンテキに見ないと…」
「ふかんてき」。。
なんとなく、全体的、といったイメージかとは思いますが、この「フカン」とはそもそもどのような意味になるのでしょうか。
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「ふかん」とは「俯瞰」と書いて、上から全体を見る、と言った意味となるようです。物事の細かな所にとらわれることなく、全体を見て判断する事が大事だ、という事を言っていた模様です。同義語に「鳥瞰(ちょうかん)」という言葉があるそうで、「鳥瞰図(ちょうかんず)」とも言われるナビゲーションなどで使われる「バードビュー」と同じ意味ですね。
ちなみに、初めの漢字、「俯(ふ)」は、身をかがめる、俯く(うつむく)、との意味で、後半の「瞰(かん)」には、見下ろす、高い場所から下を見る、との意味があるのだそうです。
なるほど、概ね認識していたイメージと間違っていなかった模様です。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。人生毎日が勉強ですね。