ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる文言が耳に残りました。
「諸先輩方のヒソミにならいまして…」
ひそみ、に、ならう。。??
はじめて耳にする言い回しですが、この「ひそみにならう」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「ひそみにならう」とは漢字で「顰に倣う」と記述して、ものの良し悪しを考えずに人のまねをする、または、マネをする事を謙遜して言う語句になるのだそうです。中国の故事に由来した慣用句で、「顰に倣う(ひそみにならう)」の前半、「歩」に「頁」に「卑」と記述する「顰(ひそみ)」とは、音読みでは「ヒン」または「ビン」。訓読みでは、しかめる、ひそめる、などと読んで、顔をしかめる、眉間にシワを寄せる、などとの意味になるのだそうです。後半の「亻(にんべん)」に「放」と記述する「倣う(ならう)」は、人の真似をする、との意味になるとの事。「顰に習う」と記述するケースも見受けられる模様ですが、こちらは間違いになるのだそうです。
なるほど。しかめっ面の真似をする、との事で、良い事も悪い事も吸収する、との意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。本当に人生日々毎日勉強ですね。