「たどん」とはどういう意味?漢字で「炭団」と記述するとの事。

ラジオで落語を聞いていると、ちょっと意味の分からない語句が耳に残りました。

「表でタドンを練っておりますと…」
「たどん」。。。

この「たどん」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「たどん」とは漢字で「炭団」と記述して、炭の粉や欠片に海藻から作られたのりを混ぜ練り合わせ、丸く整形し乾燥させて作る燃料になるとの事。真っ黒な黒い丸い球になるところから、相撲の世界で負けを意味する黒星の事を、炭団(たどん)としたり、色黒で目鼻立ちがハッキリしていないお顔の事を「炭団に目鼻(たどんにめはな)」といったりするのだそうです。

なるほど。その昔、炭の有効活用で作られた燃料になるのですね。今でいう「成形炭(せいけいずみ)」「成形木炭(せいけいもくたん)」と同様のモノになるのかと納得しました。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。人生日々勉強ですね。