先日ドライブしていると、田んぼのあぜ道でたき火をしており、煙がもくもくと立ち上っておりました。
それを見た同乗していた友人が「たき火って法律で禁止しているんじゃなかったかなぁ」と。
そう言われてみれば温暖化のウンヌンカンヌンで一般的に燃やしちゃいけなかったような。。
ちょっと気になったので早速調べてみました。[myadgg]
諸々調べてみると、国の法律では決まっておらず、各自治体の条例で明記されているのだそうです。またその多くは、基本として、廃棄物の焼却処理は禁止、との事。ただし、基準をクリアした焼却炉での処理はOK、との事。ここで間違えやすいのは「廃棄物」との明記。つまり、業務や一般生活で生じたゴミは燃やしちゃダメ、ゴミとして廃棄してね、という事のようです。「野焼きの禁止」と言われる多くはこの「廃棄物」の焼却の事を言っているようです。また、プラスチックやゴム、油などももちろん禁止です。ひと時、一般家庭でも基準をクリアした焼却炉を用いた焼灼処分には補助金なども出していましたが、ダイオキシンの問題や温暖化問題で基本的に禁止になったのと混同している模様です。
逆にOKとされているのは、どんど焼きやキャンプファイヤー、宗教的行事などで習慣として行うもの、また落ち葉や枯れ木、枯れ草などを小規模に焼却する事で、全部が全部禁止と言う訳ではないようです。ただし、周囲の生活環境を損なわない事、という事が言われており、簡単に言えば、いくら私有地であっても、近隣から苦情が出るような場合はダメですよ、という事になりますね。一般常識で考えれば、住宅密集地でたき火などしたら近所迷惑になるのは理解できますよね。
また河川や野山でも原則禁止のところが多いようですが、バーベキューの炭火コンロやたき火台を用いて、直接地面に触れない場合はOKとしているケースが多いようです。
なるほど、二酸化炭素等の問題でたき火が禁止という理屈なら、一般家庭の薪ストーブや、バーべキューなどの炭焼も禁止になるはずですもんね。童謡で歌われている「たき火だ、たき火だ、落ち葉焚き」は近所迷惑にならなければ問題ないのですね。
田舎にお住まいの方の特権ですかね。たき火好きな私からすると羨ましい限りです。
もやもやしていたのがなんとなく解決できてスッキリしました。