ラジオを聴いているとまたひとつ、ちょっと気になる文言が耳に残りました。
「○○とソウヘキをなす存在で…」
そうへきおなす。。。
ソウヘキ??
なんとなく、互角な力、対等、などといった意味になるのかとイメージしましたが、この「ソウヘキをなす」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
「そうへきをなす」とは漢字で「双璧をなす」と記述して「双璧(そうへき)」とは、二つの壁(かべ)との意味かと思いきや、壁(かべ)ではなく、下が「玉」で「璧」と記述して「ヘキ」と読んで、漢の時代に用いられた、ドーナツ状になった石の玉で、儀式や祭りなどで使われた神聖な宝物になるのだそうです。「双」を付けて、ふたつでひとつの一対の玉、宝石、との意味になるとの事。これに由来して、甲乙つけがたい優れたもの、優れた両雄、などとの意味で使われるのだそうです。
なるほど!壁(かべ)かと勘違いしていたので、そそり立ったふたつの高い壁、との意味になるのかと勝手に考えておりましたが、壁、じゃなくて、璧(へき)=玉、宝石、との意味になるのですね。ふたつでひとつの玉、で、優劣が付けられないもの、といった意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。