お正月の残ったおもちで、磯辺焼きとかおしることかの日々が続いております。若干飽きてきますね。。先日ふと思いましたが、小豆の餡でお餅を食べる、おしるこですが、物によっては、ぜんざい、と言いますよね?
その違いとは何なのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。
まず初めに「おしるこ」とは漢字で「お汁粉」と記述して、水分が多めの汁にもちなどを入れたものを「お汁粉(おしるこ)」というのだそうです。また語源としては、その昔、粉状にした餡を汁にしたものだった為「汁粉」と記述するとの説があるとの事。
続いて「ぜんざい」とは漢字で「善哉」と記述して、小豆を砂糖で煮たものになるのだそうです。その語源には諸説あり、仏教用語で素晴らしいとの意味で「善哉」との語句があり、食べた人が「善き哉(よきかな)」といったところに由来するとした説や、出雲神社発祥の「神在餅(じんざいもち)」とのもちがあり、コレが変化してゼンザイとなった説などがあるのだそうです。
また日本各地でも使い方が違う模様で、関東では汁気がないものがゼンザイ、汁気が多いものがおしるこ。関西では、つぶあんのモノがゼンザイ、こしあんがおしるこ。沖縄では、甘い小豆をトッピングしたかき氷が、ゼンザイと呼ばれるのだとか。
なるほど。地域によって違いがある模様ですが、汁っぽいものがおしるこ、汁っけが少ないものがゼンザイ、と覚えておこうかと思います。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。