ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる語句が耳に残りました。
「全国的にゼンゲンケイコウになっている…」
ぜんげん、、傾向。。??
この「ぜんげんけいこう」の「ゼンゲン」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「ぜんげん傾向」の「ゼンゲン」とは漢字で「漸減」と記述して、だんだん減っていく、徐々に減る、といった意味になるのだそうです。「漸減(ゼンゲン)」の前半「氵(さんずい)」に「斬(きる)」、「車 」「斤」と記述する「漸(ゼン)」の文字は、音読みでは「ゼン」または「ザン」。訓読みでは、すすむ、ようやく、などと読んで、次第に、少しづつ進む、物事の始まり、などとの意味になるとの事。減る(へる)との意味の「減(ゲン)」と合わせて、少しづつ減る、との意味になる模様でした。
ちなみに関連して、次第に増える、との意味では「漸増(ぜんぞう)」と言われるのだそうです。
なるほど。「漸」の文字は、「斬る(きる)」のイメージから、それに近い意味になるのかと思いきや、少しづつ進む、と全く違う意味になるのですね。
またひとつ勉強になりました。人生毎日が勉強ですね。