ラジオを聴いていると耳馴染みのない文言が耳に残りました。
「彼の行いはまさにせいこくをいった形に…」
「せいこくをいった」??
まったく聞いたことがありません。
早速調べてみました。
「せいこくをいる」とは「正鵠を射る」と記述して、意味としては「的を射る」と同じで、核心を捉えている、といった意味になるのだそうです。そもそも「正鵠(せいこく)」とは古代中国の語句で、「正」も「鵠」も「的(まと)」の中心部を意味しているとの事。ちなみに「鵠(こく)」とは日本でいうところの白鳥の事だそうです。
「はくちょう」=「的」とは、狩猟が遊びだった頃のイメージなのでしょうが、なんとも現代では考え難い発想ですね。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。
人生日々勉強ですね。