ラジオを聞いているとまたひとつ、ちょっと気になる語句が耳に残りました。
「両者キモイリで始まったプロジェクトで…」
きもいり。。。???
本気で、真剣に、などといった表現になるのかと思いますが、そもそもこの「きもいり」とはどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので、早速調べてみました。
「きもいり」とは漢字で「肝入り」または「肝煎り」と記述して、二者の間を取り持つ、人の世話をする、などとの意味になり、神経を使う、との意味から、肝(きも)=心、を、煎る(いる)= 焼く、心がこげるような思い、といったイメージになるのだとか。また関連して、江戸時代の頃にはいろいろな世話役の事を「肝煎(きもいり)」と呼んでいたのだそうです。
なるほど!肝=心を入れて本気で頑張る、といったイメージでいたのですが、心を煎る、で、心を焼かれるような思い、神経を使う、といったイメージになるのですね。
まだまだ理解の足りない語句がたくさんあります。またひとつ勉強になりました。