「いきにかんじる」とはどういう意味?またその語源は?漢字で「意気に感じる」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、またひとつちょっと気になる文言が耳に残りました。

「それがとてもイキにかんじてですね…」

「いきにかんじて」。。

粋に?息に??感じて??

粋、にしては、発音が違ったような気がしました。
ちょっとはっきりしなかったので、早速調べてみました。

「いきにかんじる」とは漢字で「意気に感じる」と記述して、やる気のある人、その熱意に感化され、こちらもやる気が湧いてくる、といった意味になるのだそうです。「意気(いき)」とは、意気込み(いきごみ)、やる気、意地、気性、などなどといった意味になるとの事。そもそも中国の古い故事に由来していることわざで、「人生意気に感ず、功名誰か復た論ぜん(じんせいいきにかんず、こうみょうだれかまたろんぜん)」との詩に由来しているとの事。要約すると、人生は情熱で動くもので、功名・手柄など誰も求めない、といった意味になるのだそうです。これの前半を抜粋して、「人生意気に感ず」= 人は利害関係ではなく相手の心意気で行動する、といった意味で使われているのだそうです。
また今回自分もイメージしたように、「粋に感じる」や、「意義に感じる」と、誤用されるケースも多いのだそうです。

なるほど!意気込み(いきごみ)と使われる「意気(いき)」= 熱意、情熱、やる気、との意味になったのですね。
またひとつ勉強になりました。本当に人生日々勉強ですね。