「あぼうきゅう」とはどういう意味?漢字で「阿房宮」と記述して「アホ」の語源にもなるとの事。

ラジオを聞いているとまたひとつちょっと気になる語句を耳にしました。

「食用で出回っているアボウキュウで…」

あぼう、、きゅう。。???

植物の品種の名称になる模様でしたが、この「あぼうきゅう」とはどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「あぼうきゅう」とは漢字で「阿房宮」と記述して、現在の中国、秦(シン)の始皇帝(しこうてい)が作ったとても大きな宮殿の名前になるのだそうです。あまりに大きな宮殿だったので、財政困難になり国が滅びた、といった逸話や、項羽(こうう)に攻め込まれ焼かれた際、巨大な宮殿の為、全焼するのに3カ月かかった、などとの逸話から、バカと同様の意味の「阿保(アホ)」の語源にもなっているのだとか。また多くの美女遊女を入れて日夜遊興にふけった、との事から、日本の遊郭、吉原を意味する別称としても使われるのだそうです。

なるほど。今回の場合は、大きくて艶やかな宮殿、との逸話に由来した食用菊の名称だった模様でした。
人生毎日が勉強ですね。またひとつ勉強になりました。