「一隅を照らす」とは何と読む?またどういう意味?

本を読んでいると、ちょっと聞きなれないことわざ?を目にしました。

「一隅を照らす人となって…」
「一隅を照らす人」??

「ひとすみをてらす人」でしょうか?
まったく意味が分かりません。早速調べてみました。

「一隅を照らす」とは「いちぐうをてらす」と読み、そもそも比叡山延暦寺を開いたことで有名な、天台宗の宗祖、最澄(さいちょう)の言葉なのだそうです。最澄著「山家学生式(さんげがくしょうしき)」内の一説にその語句はあるのだそうです。
以下引用
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国宝とは何物ぞ 宝とは道心(どうしん)なり 道心ある人を 名づけて国宝と為す
故に古人(こじん)の言わく 径寸十枚(けいすんじゅうまい) 是(こ)れ国宝に非(あら)ず 一隅(いちぐう)を照らす 此(こ)れ則(すなわ)ち国宝なりと
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後半最後の方に記述がありますが「一隅」とは今あなたがいる所、今の貴方の場所、といった意味になるのだそうです。ふまえて意味を要約すると「お金や財宝が宝ではなく、今いる状況で懸命に努力し輝く人こそ国の宝だ」といった意味になるのだそうです。

つまり「一隅を照らす人」とは、どのような環境でも与えられた場所で努力を惜しまず、十二分に力を発揮できる人、といった意味になるようです。
なるほど、素晴らしい言葉ですね。自分も隣の芝の色は関係なく、更に自分自身に磨きをかけようと思います。
人生日々勉強ですね。さらに精進します。