そもそも「口コミ(クチコミ/くちこみ)」とはどういう意味?またその語源は?「ロコミ(ろこみ)」ではないですよ。

ラジオを聞いているとまたひとつ耳に残る文言がありました。

「やはりクチコミでの評判は…」
「くちこみ」。。

人の評判、との意味で普通に使っていますが、そもそもこの「クチコミ」とはどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので調べてみました。

「口コミ(クチコミ/くちこみ)」とはそもそも、英語で、意思伝達、などを意味する「コミュニケーション(communication)」と、口(くち)を合わせた造語との事。口(くち)とは、お話、会話、との意味で、評判を伝える、評判が人から人につながる、といった意味で使われているとの事。
テレビやラジオ、新聞などの「マスコミュニケーション(mass communication)」に対して使われ始めた言葉、と言われている模様ですが、そもそも1960年代に大宅壮一(おおやそういち)なるジャーナリストの方が作った造語だそうで、雑誌や新聞など、活字の媒体を手で文字を書く、と言うところから「手コミ」。ラジオやテレビなど、音や会話で伝えるものを「口コミ」と言ったのだそうです。という事は、今現在使われている、人から人に伝わる評判、との意味ではなかったのですね。

いつの間にやら、噂、評判、との意味になった模様ですが、そもそもそういった謂れがあったのですね。
ちなみに最近では、先頭の「口(くち)」を、カタカナの「ロ(ろ)」と、読み間違えたり、はたまたあえてそのように使ったりするケースもあるのだとか。「ろこみ」じゃ意味が分かりませんね。

なるほど、調べてみてハッキリしました。
またひとつ勉強になりました。