そもそも「マロ」とはどういう意味?漢字で「麻呂」または「麿」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、ちょっと気になる語句が耳に残りました。

「マロの愛称で親しまれている…」
「まろ」。。

古い時代の貴族的なイメージがありますが、そもそもこの「マロ」とはどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「マロ」とは漢字で「麻呂」または「麿」と記述して、平安時代の頃、公家などが使っていた一人称、との事で、現在で言う、私、僕、俺、といった意味になるとの事。また男性名の最後に接続され、数多く使われてもいて、動物や物品の最後にも付けて、愛着を表現するイメージとしても使われていたのだそうです。
麻呂眉(まろまゆ)、公家眉(くげまゆ)と言われる、丸い形状の眉毛のイメージが強く、「マロ」=丸い眉毛、との印象を持たれている方も多いとの事。こちらはコメディやドラマなどで描かれた「公家」のイメージが強いのかと想像しました。

なるほど、平安時代での私、僕、俺、といった意味だったのですね。また元々は男女や身分の区別なく、身分の高い方から一般庶民まで使われていたのだそうで、鎌倉時代以降、身分が高い人のみが使っていたのだとか。
まだまだ理解の足りない日本語がたくさんあります。本当に毎日勉強です。